
2025.05.31
投稿日:2025.06.14 最終更新日:2025.06.13
私自信の体験から言うと、梅雨だからと言って他の月より雨が多くて作業がはかどらないか?というと実際それほど変わらないという印象です。
春の長雨、夏のゲリラ豪雨、台風、秋の長雨など、結局のところ日本は雨がよく降ります。
ただし、だからこそ要の部分が有るのも確かです。
それでは、雨の多い日本の場合、施主様に意識していただきたい事があります!
ズバリ言いますと
目次
急がせると【多少の雨なら大丈夫塗っちゃおう】を認めてしまうことになります。
ご自宅の塗り替え時に小雨降る中、職人さんから『ここは雨が当たらないから大丈夫ですから作業しちゃいますね!』と言われたら、迷わず帰ってもらってください。
確かに少し雨がふっていて、直接壁に当たっていなければ塗れるのでは?
そんな気持ちにもなりますよね
では、この写真を見てください
こちらは鎌倉街道の新袋橋のトンネルの壁です。
びっしょりでしょ。何故こんなに濡れているか?トンネルの中ですから上からの雨は無いですよね
もう一枚見てください、今度は塗装がしてある下側とセメントのままの上側の壁の違いを確認してみましょう
何故塗装された壁はびっしょりなのに・・・を説明するととても長くなるのでここでは割愛致しますね。
ですが、私が言いたいのは一見濡れていないように見えている壁も、塗装壁と同等程度の湿気はあると考えた方が良いと思います。
湿度は目には見えませんよね、湯気でも立たない限り。
熟練工になると塗装対象物を触ると『あぁ湿気あるから今日は無理だなぁ』などと判断ができるようになるもんです。
ただ、お客様や会社に煽られて『いつ終わる?いつまでかかります?』と攻められてしまうと、ダメと分かっていても塗らざるを得ない事もあるように思います。
その考えがそもそもアウトなんです。
湿度が高いという事は、塗装対象物の表面には水分をまとっている状態な訳ですよ。
その上から塗装をするというのは、湿気を包み込むようなものなのです。
塗装されるべき下地と、新たな塗膜との間に合った水分は、いずれ蒸発し隙間が出来ます。
そして層間隔離となり、ペロペロ剥がれてきます。だって密着していないのですから。
鉄部じゃなければ、湿気を呼ばないし、窯業系の破風板や雨が直接当たらない軒天井は塗れますよ。
真剣にそんな事を言う業者に大切なご自宅をお任せにならなければ、梅雨でも、他の季節でもキチンと仕上がると思います。
月末だからとか、早く終わらせて請求したいとか、そんな理由で無理にスケジュールで施工すれば、良い結果には絶対になりません。
『梅雨』が良くないという事では無く
そして、素人でも納得の行く説明をしてくれること。
疑問に感じたら、メモをとったり写真に残す。
床は乾き始めて雨も止んでいますが塗装された壁はびっしょりです
ほとんどの塗料のカタログの【施工上の注意】と小さい字がバァーーっと並んいる最初の方に
という事が明記されています。
塗装は条件が整うのを待つしかないのです
換気が良ければ結露も飛んで湿気は無くなります。
晴れたからと大勢でバッと来られる業者も要注意です。
ルールをしっかり守った工事を行う事で、梅雨の塗装も、その後の性能に影響が出る事はありません。
特に梅雨入りすると、しばらく雨が降らなくなったりしますからね。
ただし降り出したら、辛抱強く塗装出来るタイミングが来るのを待てる業者選びをしてくださいね。
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_______ この記事を書いた人 ________
多田 勇一
プロフィール
東京都町田市の有限会社ぺんき屋美装代表取締役、40年以上住宅塗装に携わり、様々な新建材の使用された結果を見て来た経験から、塗装だけではなく建物に使用されている建材の状態や問題があればその建物の状態を正しく理解し、最善の施工の提案が出来るようひと月の施工件数を6棟までとし、お客さま一人一人にしっかりと寄り添い、本当に必要な工事を提供している。
保有資格
建築塗装一級技能士・二級施工管理技士(仕上げ)・NTスラリー瓦塗替え工法施工者認定・水谷ペイント認定技術者・スーパーセランフレックス 認定施工店・一般建築物石綿含有建材調査者
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