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責任施工とは・・9月24日(日)・25日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
- 投稿日:2023年 9月23日
- テーマ:塗装の話
皆さんいかがお過ごしですか?
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今日は久しぶりに楽に過ごせましたね
ただお天気が不安定で、全ての現場で施工はお休みとなってしまいましたが・・・
暑い中頑張って働いた外仕事の皆さんに、少し骨休めをしなさいという事なのでしょうね。
さて、今日は今年の春に施工をさせていただいたお宅の防水のお話です
見積に伺った時には、こんな風にシートが張ってあり、状態が完全に把握できていませんでした・・・

お客様が何だか剥がれてきたようだったので、ご自分で塗装されたとおっしゃっていたので、多少面倒な事になっているんだろうな~という認識でした
後になって考えると、この判断がいけなかった。
実際に施工に入り、シートを剥がし高圧洗浄を行うと・・・

お客様が塗装された塗膜は全く付着しておらず・・まぁここまでは想定内だったのですが問題はこの表面の状態です

ボコボコ小さな穴が無数に開いています・・・
あーーー
絶望的な気持ちになります
FRP防水なのですが、巣穴が出来るなど前代未聞の状態です
嘆いていても仕方ありません!
急遽方針を変更し防水施工が出来るように下地を作ります

これで大丈夫
この後、水性塗膜防水を施工します

この後、足場を解体し最終チェック時にはまさかの事態に・・・

ぷくぷく膨らんで剥がれてしまう箇所が複数出てしまいました。。。
これは、防水層の下に水分が残っている証拠ですので、お客様と相談した結果、しばらく時間をおいて違う方法を試す事になりました
まだまだ暑い9月の頭から再チャレンジです
この工法なら絶対大丈夫と自信をもって行っていましたが、まさかの膨れが発生しています

私も、施工している職人さんも心が折れる思いですが、どうするべきか?とにかく考えます。
結論としては、膨らんでいる部分は削り取って、埋めるという工程で行くことにしました

陽が当たって防水層内の温度が上がると問題が出るのは分かっています
検証しこれで問題が出ていなければ、今後問題が発生することはまずないだろうというところまで、観察し最終仕上げを行いました

今度こそ、問題無く完了です
ですが、100%とはなかなか言い難い状態です
それは、新築時にどんな施工をしたかはわからないからです
現状から、きっとこんな施工をしたのでこの状態になったと想像して、工程を考えているのですが今回はことごとく、想像を超える結果になってしまったので・・・
でももし、また問題が発生した場合でも必ず解決するまで、何度でも施工致します。
10年から15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替え工事をお約束していますので。
それこそが責任施工だと思います。
さて、今日はこの辺で!
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週26日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
現場で働く職人の本音トークはこちらからどうぞ
塗らなくて良い屋根・・9月17日(日)・18日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
- 投稿日:2023年 9月16日
- テーマ:屋根の話
皆さんいかがお過ごしですか?
今週もまだまだ暑いですね
完工検査にも空調服を着ないと居られない時もあるほどです。
体調管理が難しい季節ですね~今年は特別かな
さて、先日お見積りに伺った際に驚いた話です
それは『屋根の塗装』についてです
お客様は塗装する気満々で遮熱塗料で塗って欲しいとの事ですが
まずはどんな屋根か確認すると・・・

これは懐かしい
築30年くらいという事ですので、私がまだ工務店さんの工事で新築塗装を主にやっていた頃に新しく新築に使用が始まった「三州瓦の洋タイプ」粘土瓦ですね
注文住宅や高級建売といったお家で当時よく使われていました
粘土瓦ですので当然塗装の必要はありません
それをお客様に告げると驚いています
よーくお話を伺うと他社は塗装すると言っているようでした
確かに塗装する方法はあります
ですが、釉薬が塗ってある無機顔料がガラス膜生成の中に入り込み色つきのガラス膜が生成された無機100%の屋根に塗装する意味ありますか?
釉薬で仕上げられたペルシャタイルなど何百年もそのままの美しさを保っています
皆様も塗装の見積を依頼される前に、ご自宅の屋根は本当に塗装が必要か確認してみてください
コロニアルやガルバでは無く、瓦の場合ちょっと見立てが難しいと思いますが、簡単な方法としては、瓦の裏側を見れば大体分かります

赤茶色に見える部分が釉薬を塗っていない素焼きの部分です
植木鉢みたいな感じです
これが粘土瓦である証拠です
そんな粘土瓦でもメンテナンスが必要な箇所があります
例えば、金属が使用されている板金の谷と言われるこの部分

業者さんに、屋根は塗らなくて良いと言われても、この『谷』は塗ってもらいましょう
そして、トップライトが設置してある場合は、ガラスの周りのシールやサッシ周りの再防水は必要です
瓦の場合は下部に鉛板が設置してある場合も多く、状態によっては交換が必要です

塗る、塗らないだけではなく、現状に必要なメンテナンスを正確に提案してくれる業者を選ぶことが本当に重要です
専門家のように振舞っている業者さんも、まるで分っていない方という事も多々ありますので、業者選びは慎重に!
さて、今日はこの辺で!
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週19日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
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なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
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19年点検・・9月10日(日)・11日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
- 投稿日:2023年 9月 9日
- テーマ:塗装の話
皆さんいかがお過ごしですか?
今週は前半は暑かったですが、台風の影響もあり昨日、今日と涼しい一日でした。
こういう寒暖差が始まる頃が一番風邪をひきやすいんですよね~
気を付けないと
昨日は見積診断の予定だたのですが、あまりにも大雨でしたので来週に延期させて頂きました
そして今日は以前我が社で塗装したお客様から「裏の新築の工事をしている業者さんから屋根が・・・と言われたんで、どうせならそろそろ塗り替えもと思って」とご連絡をいただきましたので建物診断へ伺いました

前回の塗装は2004年
つまり19年ぶりに拝見いたします
まずは屋根なんですが、屋根の板金の話は、屋根の板金営業とでも言いましょうか
聞き飽きるほど聞いていますので、最初からマユツバ物として話半分で聞いていました
実際に見てみます

「鳩小屋の上の棟の板金がこのままだと大変な事になるから見てあげる」という事で、裏の新築をやっているという業者に屋根に上がって見てもらったそうです
その結果、板金を止めている釘が効かないので抜き板が腐っているから交換した方が良いという事で、見積してもらったそうなんです
その額50,000円弱
このお話には色々とありますが、まず屋根の異常を見つけたという新築の業者ですが、その新築はこちらのお宅より低い土地に建っているので、裏の新築からこの位置の状態を見つける事は出来ない
そもそも、声を掛けてきた業者が新築に携わっている業者かも実際のところは分からない
信用出来ない人を屋根に上らせてはいけない(屋根の上で何をされるか見届けることができないので)
これで、「じゃあお願いします」と言うと、50,000円の工事を足がかりにして他もダメな箇所があるといってドンドン高額な工事を勧めてくる
最初の数万円の工事は、あくまでも足がかりです
今回、その怪しい業者に注文する前に私に連絡をいただいて本当に良かったと思います
とりあえず、問題の部分は釘を2本抜かれていましたが、大きなダメージは無くホッとしました
今日のような小雨でも建物診断は中止していますが、リピートは別です
何故かというと、私が施工した塗装はまず問題がある事はありませんので、ざっくり見れば大丈夫なんです

グリーンのモール部分は色褪せが激しく起こっていますが、施工後年数を考えると仕方ないレベルですかね
当時は水性弾性塗料がメジャーでしたが、耐用年数は10年弱というところです

しっかりチョーキングもしています
色褪せ具合からすると当然かな・・・
でも撥水はなかなかのものです!

ジョリパットやリシンだと施工から19年だと水をかけると、すっかり色が変わって見えますが、我が社で塗り替えた外壁は、雨水の浸み込みは現在も防げているようです!
流石はぺんき屋美装!(自我自賛)
さて、今日はこの辺で!来週こそは塗装の話をしたいと思います~
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週12日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
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「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
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