2025.10.18
投稿日:2016.02.04 最終更新日:2024.09.25
我が社の施工事例にも投稿させて頂いている相模原市中央区東淵野辺O様邸
 こだわりの二色色分けで仕上げさせて頂いた思い入れのあるお客様です
 あれから12年が経ちました
 今回も嬉しいことに再塗装のお見積りのご依頼を頂きまして、本日建物調査に
 行ってきました!
 
 パッと見の印象は12年でこれならイイネ!という印象
 私が打ったウレタンコーキングは耐久性区分は今ほど良く無いはずですが
 12年経った今も建物を守ってくれていました
 コーキングの上の塗膜の剥がれもほとんどありません
 これはちょっと自分の腕を自慢したい気分になりますね~
 
 浮かれていたのもつかの間で
 北側にまわるとサイディングの爆裂が多数・・・
 これは、サイディングの本体の中で水分が凍ってサイディングの組織が
 崩れサイディングボードとしての結合が破壊されているという事です
 
 昨日雨が降ったわけでも無いのに、ポロポロのサイディングの素地は
 しっとり濡れてしまっています
 何故こうなったかというと、サイディングの貼り方に原因があります
 
 20年以上前の建築だと、サイディングを直貼りという工法で貼っているのが
 けっこう主流だったのです
 現在では、通気胴縁という物をサイディングを貼る前に下地に取り付け
 サイディングボードの裏を空気が通り、壁内結露を防ぐように建築工法が見直されています
 つまり、防水紙に直接触れる直貼り工法は防水紙との間に隙間が無いため結露しやすく
 一旦結露をしたらサイディングボードがそのまま水を吸い上げてしまうという事になります
 塗装で収めるのはかなり難しい状態です
 塗装出来るのは表だけで、裏側からの水分で剥がれてしまう可能性が大だからです
 貴方のお宅は直貼り?通気工法?
 業者任せにせず、ご自身が知っておかないとですね
 屋根は12年経っていると考えると状態は良いですね!
 
 栄田くんは、初めての現場調査で盛りだくさんの内容に、私の説明を
 聞きながら、色々質問してくれていました
 覚えること一杯です~(笑)
 
 今日はこの辺で!
 また明日!!
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