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業界のネタばらし

ぺんき屋美装が教えるリフォーム業界のネタばらし

「業者によって言うこと、金額がバラバラ!」
「チラシにネットに訪問販売、何を信じていいのか分からない!!」
「外壁塗装の金額はどれが適正なの!?」
最近お客様からこんな声をよく耳にします。
塗装と言えども、色んな塗料があります。安さだけをうたってくる会社は危険です。知っておいていただきたい事はたくさんありますが、最低限知っておいてほしい4つの事と、値段のからくりをお教えいたします!


大きな値引きをする業者には要注意

実は、外壁塗装工事は材料の価格(塗料代)ではなく施工代(言い方を変えると人件費、手間代)が大半を占めています。なぜなら、仕入れの価格はほとんど変わらないからです。

仕入れの価格はほとんど変わらないのに、なぜ業者によって金額に大きな差がでるのでしょうか?それは、施工代(人件費・手間代)を安くするからです。
施工代(人件費・手間代)を安くするために、工期を短くします。
丁寧な作業には手間と時間がかかるのでそこを省くのです。さらに、もうひとつ考えられるのは熟練職人は経験と知識があるので自社職人でない限りそれなりの対価が必要です。

そこで、派遣作業員やアルバイトが施工するというケースも考えられます。同じ建物、同じ面積であまりにも安かったり値引きをして安くしてくれるところは仕上がりが違います。雑なのです。

数社から見積もりをとるにしても、一社からの見積もりにしても、金額だけでは無くどのような根拠で見積もり書が作られたか?そして実際の施工に対する姿勢や取り組みが実施工では一番大切だと思いますので、工事を依頼する上でこれらの事を検討材料にして頂く事が、大切なお家を【施工不良】の被害から守る事につながると思います。

そしてぺんき屋美装では、お見積もりやお客様と打ち合わせをした者が、施工をする事こそ本来は基本なのだと考えます。それは昔から職人の親方なら当たり前にやって来た事ですがお客様の考えをダイレクトに施工、そして価格に反映させられる事が確かですし、やはり大事なご自宅を任せられていると常にプレッシャーがある事で施工に対し職人としての責任を感じるからです。いずれにしても安かろう悪かろうにならないように気をつけましょう!



オリジナル塗料には気を付けろ!

よく、大手リフォーム会社、ハウスメーカーから「オリジナル塗料」という言葉を聞きませんか?

「ウチは○○大学と共同で開発した...」とか「どのメーカーのものよりすぐれた弊社の塗料は...」などがうたい文句です。

しかしちょっと考えてみてください。もしどこよりも優れているのであれば塗料販売の専門店になればいいのです。わざわざ営業訪問したり現場管理までしなくても塗料だけで商売できます。

実はオリジナル塗料とうたっている塗料のほとんどは、どこかのメーカーのラベルを張り替えただけなのです。
しかも偏には言えませんが、そのほとんどが安い塗料にもかかわらず高値で販売されています。
試しに「その塗料の主剤は何ですか?溶剤ですか?2液性ですか?」と聞いてみてください。ほとんどが水性シリコンのはずです。

ではなぜ水性シリコンなのか?


同じシリコン塗料でも値段は倍違う!

現在の塗装業界で一般的な外壁用塗料といえばシリコン塗料です。
このシリコン塗料には特徴があります。同じシリコンでもメーカーや性質によって定価がほぼ半額ということがあり得るのです。その中でも一番定価が安いのが水性シリコン
そこに業者はつけ込んできます。これがさらにUV非対応やメーカーによっても大きな開きがあります。同じシリコン塗料でも価格に大きな開きがあるのです!


付帯部一式ウレタン塗料はNG!

皆さん屋根や外壁に気を取られて付帯部のことをないがしろにしてませんか?

付帯部とは雨樋・破風・雨戸など外壁に付帯する細かい部分の事です。

付帯工事の部分では、ウレタン塗料がよく使用されます。ウレタン塗料は、安くてお手軽な塗料ですが、何年か先のことを考えるとあまりおすすめできる塗料ではありません

外壁を良い塗料で塗装する場合、「付帯部分一式はウレタン塗装にしますね。」は塗料の耐用年数の違いがありすぎて、バランスが取れないのはもちろん、素材自体(特に木部)が持たないケースもあり、数年後に追加工事を行う場合も出てきます。

ランニングコスト」という考え方があります。
最初に安い工事をして、後から工事を重ねるより、最初に少し値段が高くても、必要な工事を丁寧にして長持ちさせるほうがお得だということです。
ですので、付帯工事部分の場合でも、シリコン以上の塗料をおすすめいたします。


こんな工事...許せない!

毎日現場で作業をしていると、ちょっと良くない仕上げだなと前回の塗装の収まりなどに対し感じる事がありましたが、最近ではどう見ても無知からくる施工ミスではなく、間違いなく分かっていて行っている【施工不良】が目に付くようになりました。
その原因を作っている一つの要因として、相見積もりがあります。
今や一般のお客様でもアイミツは当たり前となり、また相見積もりを何社からもとった方が良いと勧める会社まである現代ですが、その結果少しでも安い価格を提示し仕事につなげようと、でたらめな施工をする業者が後を絶ちません...。

困ったものというより残念で仕方ありません...。

もちろん高いから良い仕事をするという絶対的な保証があるわけではないですから年々見極めが難しくなっているように思います。



これは、高圧洗浄後に完全に水分が乾燥するのを待たずにドンドン塗って仕上げてしまった結果です。
恐らくお家の方は気づいていないのでしょう...
これじゃあ塗らない方が良かったと思います。




サイディングといえばコーキング部分の痛みですが10年程度経った建物だと、どうしてもこのコーキングの打ち替えが必要となってしまいます。
実はとある塗装会社さんではサイディングの壁もモルタルの壁も金額があまり変わらないと言う話を耳にし不思議に思っていました。

では、何故安くできたのか?
それは、とんだインチキコーキングでした。
こんな仕事なら早く出来るし材料も使わないから、材料も人件費も安くすみますね。
金額だけの判断材料としてこんな仕事をする輩と相見積もりをされては弊社は絶対に勝てません。




本当にこんな仕事をする職人がいるのです。

そして金額優先のお客様が仕事の無い業者にさせてしまっているのが現状なのです。
こんな事はあってはいけないのです。この屋根の塗装は半年後には剥がれてくるでしょう。
本当に残念で残念で仕方ありません。弊社の職人は皆、屋根は仕上がったら靴下か裸足で歩きます。
それは塗装を傷めないようにという気持ちからです。




お客様からお聞きした話によると増築をしたらしいので、その際に増築や窓サッシを交換したりもしたのでしょう。
だから境界部分が全て重なりムラになっているという訳ですね。
増築部分に使用する塗料の選択時に下地のジョリパットと同じジョリパットを選択し、テクスチャーを合わせて施工していれば何も問題無かったはずです。
簡単に済ませようと考えたのか、【弾性系の意匠塗料】を選択したことが最大のミスです。
何故かというと元々施工してあったジョリパットは雨などの水抜けの良い塗料です。
それに比べ【弾性系の意匠塗料】は雨の侵入を防ぐ防水性に優れていますが、それは一旦水が塗膜の裏にまわると水が抜け難いという事を意味します。つまり、下地の特性を知っていれば、性格の合わない塗料同士を組み合わせるなどナンセンスなのです。下地との相性を考えず施工した結果、アチコチ膨れて密着不良を起こす結果になっているのです。

今の密着不良を起こしている塗膜の上に塗装をすれば新しい塗料の刺激で間違いなく剥がれてきます。それなら全て剥がせば良いのですが大変な費用が掛かります。悪い所だけ削ってというやり方だと仕上がりは汚らしくなってしまいます。 これこそ、素人塗り替え工事の恐ろしいところです。 答えは以上の2つの方法から、お客様のご予算や建物へのお気持ちで決めていただくしかありません。

結果を恐れない無知な業者が一番恐ろしいという事を知ってください。


これから塗り替えをお考えのお客様へ

一度塗り替えれば永遠に塗らなくて良いわけではありませんので次回の塗り替えまでは確実にもってもらわなくては困りますよね。その時にまた相談できる会社か?任せられる職人かどうか?という判断も見積もりの条件として取り入れて頂ければと思います。まれにですが数年のうちに消滅してしまっている会社もありますから要注意です。数社から見積もりをとるにしても、一社からの見積もりにしても、金額だけでは無くどのような根拠で見積書が作られたか?そして実際の施工に対する姿勢や取り組みが実施工では一番大切だと思いますので、工事を依頼する上でこれらの事を検討材料にして頂く事が、大切なお家を【施工不良】の被害から守る事につながると思います。

そしてぺんき屋美装では、お見積もりやお客様と打ち合わせをした者が、施工をする事こそ本来は基本なのだと考えます。それは昔から職人の親方なら当たり前にやって来た事ですがお客様の考えをダイレクトに施工、そして価格に反映させられる事が確かですし、やはり大事なご自宅を任せられていると常にプレッシャーがある事で施工に対し職人としての責任を感じるからです。また、全ての職人は大切な財産を任されているという責任を感じなければならないのです。

外壁塗装をお考えでしたらぜひぺんき屋美装の診断をお試しください!

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