多田社長のARE KORE BLOG [ぺんき屋美装 ブログ]

モニエル瓦塗り替えアリマス



本日は昨日の続きで『相模原市南区古淵K様邸』の施工です。

飛散防止ネットを張り、高圧洗浄の準備です。

お隣との距離がとても近いので、ネットの内側にもう一枚、ブルーシートで水や塗料が飛ばないように保護します。(ネットの裏でなんとなく青い物がそうです)



まずは屋根から洗います。



そして、壁・・

建物全体がびっちょりですから、今日は他の作業は出来ませんので続きは明日になります。

とは言っても、二人でネットを張って屋根と壁を高圧洗浄して夕方までしっかり掛かります。

私は、昨日の予告通り八王子市大塚の屋根の塗り替えの新規お見積もりに伺ってまいりました!

屋根はモニエル瓦と言われる屋根材になります。

この屋根を塗り替えするには、しっかりした経験と知識が必要です。
いい加減にやられてしまうと、あっという間に剥がれてきます。

モニエル瓦は、瓦の表面にスラリー層があり、傷むとスラリーがセメントの粉状になってしまい、通常の高圧洗浄くらいでは完全に除去出来ず、またスラリーが残ったまま塗装してしまうと、間違いなく剥がれが来るのです・・・。



ご覧のように指で擦っただけでも、表面のスラリーが取れて白くなっています。

そして、大切なのは塗装だけではありません。

棟瓦を支えている、南蛮漆喰も手入れが必要です。



指で撫でただけで、表面がポロポロと・・・。

出来たら漆喰もこの機会にやり直した方が良いと思いますと、ご提案させて頂きました。

弊社は『日本特殊塗料』さんの『NTスラリー瓦塗装工事』の特殊講習を受け認定書を頂いております。

本日もお見積もり時に『認定書』をお持ちしてお見せしたところ、とても安心なさっておられました。(もって行って良かった♪)


モニエル瓦(乾式コンクリート瓦)、スラリー瓦、新生瓦、セメント瓦、カラーベスト、(薄型塗装瓦)、アーバニーなど屋根の塗装も、豊富な経験と、施工知識で『ぺんき屋美装』はお応えします。



2011年08月02日(火) (塗装の話)