適正価格以前に適正施工が大切な訳・・12月3日(日)・4日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
- 投稿日:2023年 12月 2日
- テーマ:塗装の話
皆さんいかがお過ごしですか?
今朝はとても寒かったですね鶴見川のほとりの緑も霜で白くなっていました。
今年は12月に入りやっと冬が来た感じがします。
さて、今日は塗装工事の破風板という『付帯物』の一部について触れていきたいと思います。
塗り替えを検討するうえで業者さんから見積もりを取るにあたり『外壁』や『屋根』の塗料や施工方法については皆さんとても気にされますよね?
でも、それ以外のところは?雨樋は塗れるのかな?シャッターは?など『付帯物』については業者さんの説明を聞いてなんとなく分かったような感じ?というところでしょう
それは当然です
一般の方は「建物の事はよく分からない」のが当たり前だと思います。
ちなみに破風板とは・・・
今までぺんき屋美装で、塗り替えさせていただいたお宅で「破風板はどうやって仕上げるんですか?」とお客様から質問された事は、100%ありませんでした(笑)
そこで今日は、この『破風板』にフォーカスを当てて参りたいと思います。
ではまず仕上がりから見てみましょう!
当たり前に綺麗に仕上がっていますね
では、塗装前の高圧洗浄の翌日からの工程を見て参りましょう~
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まずは、ジョイント部分のシールを打ち替えますので、古いシールは取り除きます
ちなみにシールもコーキングも同じですが、我々業界人はシーリングやシールするという言い方を使っていますね
シール撤去が終わったら新しいシールを打ちますが、その前にプライマーを塗布しておきます
プライマーは15分もあれば乾きますので、新しいシールを打ち込みますが、打ち込む量が後々物を言います
たっぷり打ち込まないと、直ぐに切れてしまいます
この後、ヘラで平らに仕上げて完了です。
そして、劣化の進んでいた釘頭周辺の欠けた部分の補修も行います
劣化の進んだ状態でしっかり高圧洗浄を当てて行くと、脆くなって強度の出ていない部分は取れたり剥がれたりします
ぺんき屋美装では、特に脆そうな箇所や塗装が剥がれそうな部分には躊躇無く高圧洗浄を当て、脆い部分は除去し補修して強度を取り戻してから塗装をするスタイルを徹底しています
補修材を装填する前にドライアウト防止の為の下塗りを塗装します
装填材を劣化箇所へ装填します
そして、装填材が完全に乾燥したら、目立たないように整形して、乾いたらまたシーラーを塗布
そして、破風板全体の足付け(細かい傷をつけて塗料の密着を高める作業)を行います
ここまでが、『下地調整』です
ここからが塗装になります
まず、下塗りのシーラー塗装
シーラーが乾いたら中塗り塗装
そして、仕上げの上塗り
と、このように塗装の工程はたったの3工程
その前の、あまり脚光を浴びることの無い、下地調整に時間を要します
そして、この下地調整にどれだけ手間がかかっているかが大切なのは、もう分かりますよね
全て必要だから施工に取り入れられています
つまり、このように適正な施工がキチンとされなければ、適正な施工がされたとはなりません。
『3回塗りですので、やる事は一緒です』という業者さんがいますが、適正な施工がどれだけ手間がかかるか分かっていれば、そのような事は安易に言えないでしょう
今日は施工事例ではお伝えしきれていない部分に焦点を当てて、お話いたしました。
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週5日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
現場で働く職人の本音トークはこちらからどうぞ
ジョリパットフレッシュは塗りません・・11月19日(日)・20日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
- 投稿日:2023年 11月18日
- テーマ:塗装の話
皆さんいかがお過ごしですか?
さて、本日は午前中お休みしてしまいすみませんでした。
学校の行事って土曜日が多くて本日は小学校の『学芸会』にどうしても行きたくてお休みしてしまいました。
上の子にとっては最後の学芸会。
下の子にとっては初めての学芸会。
どの学年の子供たちも、みんな一生懸命で、1年生から6年生まで通して「仲間や友達」一人じゃないよ。
困難と思われる事もみんなで力を合わせて乗り越えて行こう!というテーマが素敵でした~
さて、午後はこんなお問合せがありました。
「2014に書かれたブログでジョリパットフレッシュについてなんですが・・」
それが、↓の記事なのですが
もう一度塗っていいですか社長!
どんな話かというと、アイカのジョリパットで仕上がっている外壁を雰囲気を変えたくないので、製造元で作っているジョリパットフレッシュを使って欲しいというものですが、私はその話を伺った際に『絶対にムラが出るからやりたくありません』とお話して違う塗料をお勧めしましたが、結局ムラになってもいいからジョリパットフレッシュでやってくれと頼まれまして、
思った通りムラが発生し大変な思いをしたという内容です。
質感を損なわないようにという事で、寒水石という細かい砂利のような物が入っているのですが、ジョリパットフレッシュだからという訳ではなく、寒水石を含んだ塗料をローラーで塗装すればスジが入りムラになります。
塗装職人なら誰もが知っている初歩的な内容です。
本日お電話でご相談下さったお客様はまずムラになるという可能性の話が無かった
ジョリパットフレッシュを何度か使った事があるから心配ないと業者は言っていたが、結局は初めて使ったという事。
クレームをつけたところジョリパットフレッシュの使用に慣れているという職人が来て直したが、ムラの位置が変わっただけという印象。
「こんな事になるなら頼まなかったのに・・・」と実に悔しそうで、気の毒でした。
私のブログを見ると、ぺんき屋美装が下手くそなのでは?と思われるかもしれません。
まぁ、もっと上手に塗装出来る職人さんもおられるでしょうけど、「基本的にジョリパットフレッシュはムラになります」
気にするか、しないかという問題だけです。
私は気になるので、以後絶対に使いません。
今回の事故も、結局は前回から10年経ってもムラが出やすい塗料内容は改善されていないという事なのだと思います。
改善出来ないのかもしれませんし、メーカーも職人も、あまり気にしていないのかもしれません。ムラに気づかないお客様もおられるでしょうしね。
プロに『こんなもんですよ』と言われたら何も言えないですもんね。
ちゃんとムラになるよとメーカーが言ってくれないので、ぺんき屋美装が代わりに言わせて頂きます。
ジョリパットフレッシュやクールは、どんなに頑張ってもムラになります。
アイカ工業もジョリパットフレッシュを扱っている業者さんも気にならないのかもしれませんが、私には見えてしまうのでムラが。
どうしても気になりますので、今後もお勧めいたしません。
あくまでも私の個人的意見です。
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週21日(火)からよろしくお願い致します!
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10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
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なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
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ではまた!!
責任施工とは・・9月24日(日)・25日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
- 投稿日:2023年 9月23日
- テーマ:塗装の話
皆さんいかがお過ごしですか?
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今日は久しぶりに楽に過ごせましたね
ただお天気が不安定で、全ての現場で施工はお休みとなってしまいましたが・・・
暑い中頑張って働いた外仕事の皆さんに、少し骨休めをしなさいという事なのでしょうね。
さて、今日は今年の春に施工をさせていただいたお宅の防水のお話です
見積に伺った時には、こんな風にシートが張ってあり、状態が完全に把握できていませんでした・・・
お客様が何だか剥がれてきたようだったので、ご自分で塗装されたとおっしゃっていたので、多少面倒な事になっているんだろうな~という認識でした
後になって考えると、この判断がいけなかった。
実際に施工に入り、シートを剥がし高圧洗浄を行うと・・・
お客様が塗装された塗膜は全く付着しておらず・・まぁここまでは想定内だったのですが問題はこの表面の状態です
ボコボコ小さな穴が無数に開いています・・・
あーーー
絶望的な気持ちになります
FRP防水なのですが、巣穴が出来るなど前代未聞の状態です
嘆いていても仕方ありません!
急遽方針を変更し防水施工が出来るように下地を作ります
これで大丈夫
この後、水性塗膜防水を施工します
この後、足場を解体し最終チェック時にはまさかの事態に・・・
ぷくぷく膨らんで剥がれてしまう箇所が複数出てしまいました。。。
これは、防水層の下に水分が残っている証拠ですので、お客様と相談した結果、しばらく時間をおいて違う方法を試す事になりました
まだまだ暑い9月の頭から再チャレンジです
この工法なら絶対大丈夫と自信をもって行っていましたが、まさかの膨れが発生しています
私も、施工している職人さんも心が折れる思いですが、どうするべきか?とにかく考えます。
結論としては、膨らんでいる部分は削り取って、埋めるという工程で行くことにしました
陽が当たって防水層内の温度が上がると問題が出るのは分かっています
検証しこれで問題が出ていなければ、今後問題が発生することはまずないだろうというところまで、観察し最終仕上げを行いました
今度こそ、問題無く完了です
ですが、100%とはなかなか言い難い状態です
それは、新築時にどんな施工をしたかはわからないからです
現状から、きっとこんな施工をしたのでこの状態になったと想像して、工程を考えているのですが今回はことごとく、想像を超える結果になってしまったので・・・
でももし、また問題が発生した場合でも必ず解決するまで、何度でも施工致します。
10年から15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替え工事をお約束していますので。
それこそが責任施工だと思います。
さて、今日はこの辺で!
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週26日(火)からよろしくお願い致します!
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10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
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なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
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