新築時の塗装失敗・・・明日 5日（日）・6日（月）は定休日につきお休みさせていただきます （町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装）
- 投稿日：2021年 12月 4日
- テーマ：塗装の話
本来であれば本日、完工だったお宅での出来事です
珍しいモルタルの上に直接弾性塗料を塗って仕上げています
担当は菅野君、お天気にも恵まれ順調に施工は終盤を迎えていました
ところが先日の大雨の翌日
お客様からメールが届き、添付された写真を見ると
プクプクと塗膜が膨れている画像でした
「え！？何で」とにかく可能性を色々模索しますが、はっきりした答えが出て来ません
施工が原因は100％ありません
それは自信があります。。。
塗膜の膨れは基本的に下地（塗膜の裏側）から上がった水蒸気による物がほとんどです
直ぐさま、担当の菅野君が現場で状況を確認します
午後からは秀和塗料の大平氏も見に来てくれました
彼は元塗料メーカーに居た、知識も経験も豊富な実に頼りになる存在です
今回塗装した塗膜の膨れたところを剥がし確認すると・・・
建物のあちこちで膨れが出た原因が分かりました
その答えは、唖然となる内容でした
この触っている箇所、この黄色く見えるのはパテです
ただのパテではありません
内装でクロス下地や、ドライウォールで使用するジョイントパテ、つまり石膏です
モルタルの上に石膏を盛り付けてその上へ弾性塗装
湿気が溜まって当たり前です
このままでは何度塗っても膨れますので何かしら処置をしないといけません
まずは、黄色い粉パテを削ります
わかっている個所は、徹底的にパテを除去し、その後複雑な工程を経て
このような塗装下地を作りました
使用しているのは外部用耐水パテです
この後、塗装をやり直して完了です
ただ、この建物全体にあの施工がされている訳なので、今後もどこか膨れる可能性が無くなる訳ではありません
それが腹立たしいですが仕方ないですね。。。
実は今回のような事は珍しくありません
ぺんき屋美装では、今回に限らずお客様に依頼をされるされないでは無く、プロとして率先してこのような処置を行っていますが、全ての塗装店やリフォーム会社が同じように親切にしてくれるとは限りません
恐らく、原因の究明どころか、膨れた箇所をほじくって、仕上げ塗料を塗って「言われた個所は直しました」と言って終わりという業者が多くなったのではないかと思います
頼んでからでは遅いんです
業者選びは慎重にです
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週7日(火)からよろしくお願い致します！
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※現在、建物診断やお見積りのためのご訪問はおよそ3週間先となりますのでお問合せの際はご注意くださいませ。
10年～15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
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ではまた！！
